おいしい楽しいは元気の源!

日々の労い&明日への活力に!街グルメと和菓子とお出かけの記録

昭和を思い出すレトロな店の今川焼〜『甘味軽食かどや』

 

明けましておめでとうございます🎍

自身の記録ブログのようなものなのですが、ご縁あって読んでくださっている方に感謝申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします🙇‍♀️

 

 

今年の初詣は、関東厄除け三大師のひとつ:東京足立区の西新井大師へ出かけてきた。(ここの初詣は初めて。)

 



午前中は思ったほど混んでなかったけど、午後からは迂回させられたり、どんどん混雑してきていた。

山門前の参道を挟んで、草だんごの老舗『清水屋』と『中田屋』が向かい合わせにある。

両店大行列!『清水屋』の方が若干長いかな(その時は)。西新井大師参拝と草だんごのセットはお決まりコースなのだろう。

数年前の夏に来た時は、両店から「どうぞ食べてって」と試食の声かけがあり両方いただいたが、買わずに帰ってしまって味は全く覚えていない💦

今回食べ比べてみたかったけど、長蛇の列に諦めた。

 

参道を進むと、レトロな佇まいの店がひと際目を引く。1922年創業の『かどや」。なんとも懐かしい雰囲気が漂う。

 

数年前の夏に訪れた際の『かどや』外観(友人撮影)

 

数年で看板がだいぶ劣化していた。「清涼飲料」の表示が昭和っぽい。店構えは60年間変わらないらしい。

 

数年前の夏の内観 かき氷を食べた

 

きょうの目的は看板商品の今川焼

おばあちゃんから引き継いで、今は娘さんが焼いているようだ。

 

 

 

私の前に10人ほど並んで焼き上がりを待っていた。種類はあんこのみ。

焼きのパフォーマンスを魅せる大量生産の『御座候』と違って、なかなか列が進まないゆっくり焼き(笑)。これも下町らしさかも。

今川焼は焼いてる作業を見るのが好き。一度やってみたいな♪

 

今川焼(あんこのみ)】

 

「食べ歩きですか?お持ち帰りですか?」と聞かれ「食べ歩きです」と答えると、焼きたての熱々をひとつずつ紙の包みに入れて渡してくれた。

ところどころの気泡の跡や脇から皮がはみ出してる手作り感がいい。

 

 

皮は軟らかめで、あんの周りはやっと火が通ったくらい。

「北海道産あずき100%使用」(貼紙)の小豆あんは、水分多めで甘さ控えめ。温かいから中から溢れ出してくる。やっぱり出来たては格別!

 

店舗は映画やドラマに今もよく使われている。数年前に訪れた時も、BS-NHKの番組ロケと一緒になった。このまま残してほしいお店と味だ。

 

 

〈今回いただいた甘味〉

 今川焼 120円(税込)

 

 

甘味軽食 かどや

〒123-0841 東京都足立区西新井1-7-12

03-3890-2360