谷中・根津界隈のおいしいお散歩〜『ビストロトム』ほか
ある日のお散歩記録です。ブログ休止中のことなので季節外れですが😅
4月下旬、この日は陽射しがあって気温も高く夏のような陽気でした。
「つつじまつり開催中だし根津方面に行ってみる?」と、前日に行き先を急遽変更。
◼️根津神社の“文京つつじまつり”
根津神社のつつじは300年以上の歴史があり、100超種 約3,000株が植えられているとか。結構な人出、特に外国人観光客が目立ちます。入苑料300円。
一見「わぁ〜♡」という感じですが、早咲きはもう萎れていて見頃を過ぎてました。
お花の見頃を予想してスケジュールを立てるのは難しくて、しかも年々早まっているようで、なかなか良い時に愛でることが毎年できません😢
遅咲きはキレイなものも。いろんな種類・色があるんですねぇ。黄色のつつじ、珍しい。
◼️『ビストロ トム』でランチ🍽️
根津神社から徒歩5分ほどのフレンチレストラン。同行の友人の口コミで前日に予約済み。仕事が早い!(笑)
テーブル席3卓ほどのこじんまりしたお店で、温かい笑顔のシェフ(トムさん?)に癒されながら席へ。すぐに予約客で埋まり、予約を取ってくれた友人に感謝でした🙏
【金土日限定ランチ 2,200円(税込)】
全品細かく説明していただいたのに、書けるほどの記憶が残ってない(お店の方ごめんなさい🙇♀️💦)ので、写真だけ・・・
◆オードブル盛り合わせ
◆パン
◆ポタージュ(サラダいずれかを選べます)
◆メイン(魚料理)ディッシュ(肉料理いずれかを選べます)
◆コーヒーor紅茶
オードブルは全8品。手が込んでいて、これでもう立派なお食事!やや濃い味かな。お酒に合うと思います。
ポタージュは、じゃがいもと長ネギだった気がします。
メインディッシュ、色鮮やかなソースは何だったかしら😭
◆デザート +330円(税込)でオーダー可
家では作れない(作らない?)ものを外でいただく楽しみ🎵全部おいしかった!また食べに行かなきゃ。
◼️焼き菓子店『Succession』でおみやげを買おう🍪
『ビストロトム』から、谷中キッテ通りをまっすぐ2〜3分。ランチ前に見つけたかわいらしいお店で、後で立ち寄ろうと決めていました。
天然酵母クロワッサンとシナモンロールを狙って行ったのですがが、どちらも完売でした😭 おいしそうだったもの、みんな買うよね、残念。
プレゼント用に“おつまみクッキー”2種と“レモンのパウンドケーキ”、自分に“春のバターサンド”を購入しました。
おつまみクッキーはお酒のお供に🍷 パウンドケーキはずっしり重い!
◆春のバターサンド(桜の葉入り)350円(税込)
サブレ(と言うよりクッキー)が厚くてかなり大きい!小川軒のレーズンウィッチとは食感が異なり、しっとりしてます。
バターと粒あんと細かく刻んだ桜の葉の塩漬けを混ぜたバタークリーム。春の香りがする季節限定菓子です。桜の葉って洋菓子にも合うんですね。
◼️『根津のパン』
東京メトロ千代田線根津駅の近く。明日のパンを買って帰ります🍞
グリーンカレーやソーセージ入りなどの惣菜パンもあったけど、甘い系パンをいくつかと角食パンを購入。
角食はモチモチでした!どれもすべておいしかったので、また行きます♪
◆いちじくとくるみとクリームチーズ 450円(税込)
◼️『大黒屋』で手焼きせんべい🍘
『根津のパン』から徒歩1〜2分。たまたま見つけて寄ってみました。
ちょうど手焼きの最中でした。ショーケースにいろんな種類が並んでいました。
◆炭火手焼(5枚入) 750円(税込)
寄りたいお店、買いたいおみやげ、まだまだたくさんあったけど諦めたので、また近々出かけるつもりです。
谷根千(谷中・根津・千駄木界隈)は何度も訪れていますが、奥が深くてなかなか面白い街です。
ビストロトム ※要予約
〒110-0001 東京都台東区谷中2-3-16
03-3824-4530
Succession
〒110-0001 東京都台東区谷中2-6-19 1F
090-5793-1401
根津のパン
〒113-0031 東京都文京区根津2-19-11
03-5834-2883
大黒屋
〒110-0001 東京都台東区谷中1-3-4
03-3821-7000
池袋のど真ん中、緑🌱に囲まれた古民家カフェ〜『Chanoma(チャノマ)』
『RACINES(ラシーヌ)』でランチを済ませた後は、腹ごなしを兼ねてお茶のお店まで歩きましょう。目的地は駅の向こう側(西口)。
JR池袋駅西口から徒歩10分ほど。ツタのからまる立教大学を横目に路地へ入ると、都会の喧騒を忘れる空間へ。
和カフェ『Chanoma(チャノマ)』。
築70年超の古民家をリノベーションしています。緑🌱が映える木製の屋根付き門扉に、早くも癒されます。
ここ数年、リノベや古民家“風”のお店が増えました。古き良きものが逆に新しい時代なんですね。
ここはニシイケバレイ(西池袋のビルの谷間(バレイ))の一角。
ニシイケバレイは、「この地域の人々の拠り所となり、健やかで文化的な暮らしを育んでいこう」というエリアリノベーションを進めているそうです。
門から見た店入口。名前を書いて順番を待ちます。表札の「深野」さんはどなたなのでしょう。
かわいいお花と緑が素敵なお庭。青い街区表示板もかわいい!
お店の外にもテーブルと椅子が置かれています。爽やかな季節には、花と緑を眺めながら屋外でお茶もいいですね。
柚子の木に小鳥の巣箱が。飛んでくるのかな🦜
『牧野記念庭園』帰りなもので、小さな花に惹かれます。すぐ感化されちゃう(笑)。
あ、店員さんに呼ばれました。
店内は、入口脇に2名席テーブルが4つと、小上がりの畳の間に座卓がいくつか。順番待ちの記名時に希望の席を選べます。
◆入口でまずオーダー
先に注文して代金を支払ってから、案内された席へ。
人気No.1の“濃厚抹茶テリーヌ”は売り切れ。平日限定の人気メニュー“ほうじ茶テリーヌ”も売り切れてました。
“ショコラテリーヌ”と“和紅茶”を注文し、靴を脱いで畳の間へ。
参考までに、こちらが“濃厚抹茶テリーヌ”。たしかに濃厚そう。愛知県西尾産の抹茶を使用しているそう。
私は“ほうじ茶テリーヌ”(京都府和束産のほうじ茶使用)狙いでしたが、残念😢
2部屋繋がった畳スペース。手前の部屋の縁側横のテーブルに座りました。
木の柱、障子、神棚、柱時計、縁側など、家の中の風景が懐かしいです。私の世代のほとんどは、こういう家で過ごしたんじゃないかな。
◆ショコラテリーヌと和紅茶
「濃厚」と書いてなかったけど、見た目から濃厚そう!良い色🤎
ショコラテリーヌは、小麦粉は使わずチョコレート・バター・卵・砂糖を混ぜ合わせて、四角い型で蒸し焼きにして作ります・・・・・作ってると思います(笑)。
色が濃くておいしそう。
フォークを入れると、むっっっちりとした感触。大好きな質感。
濃厚だけど決して甘すぎず、チョコ好き(あんこもチョコも好き)にはたまりません!
ピスタチオのトッピングもよいけど、自分の家なら、粒状のフリーズドライいちご🍓や細かく刻んだオレンジピール🍊なんかを載せて、冷やしていただきたいです。
全くもたれることなく、ペロッとごちそうさまでした😋
都会の谷間で心落ち着くひとときでした。素敵な街づくり、もっと拡げてほしいです。
《今回いただいたスイーツ》
ショコラテリーヌ 550円
和紅茶(温) 500円(すべて税込)
Chanoma(チャノマ)
〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-12-3
03-6907-1139
全ランチに付いてくる焼きたてパンが絶品です!!〜池袋『RACINES(ラシーヌ)』
前記事の『牧野記念庭園』を後にして、ランチは池袋まで出ることにしました。
13本のJR・私鉄・地下鉄が通る巨大駅“池袋”。ほぼ利用しないからキョロキョロ💦 案内図を見ても、慣れない者には目指す出口に向かうだけで苦労します。
池袋駅東口から徒歩5分ほど。駅構内が広いから、電車を降りてから15分ぃゃ20分くらいかな?
『RACINES Boulangerie & Bistro (ラシーヌ ブーランジェリー&ビストロ)』。ランチに付く“焼きたてプレミアムブレッド”に惹かれてやって来ました♪
東京福祉大学8号館の地下1階。いきなりオシャレ空間。
吹き抜けから光射し込む入口。壁一面に並ぶワイン。大きな観葉植物。落とした照明。なかなか良い雰囲気だけど、落ち着いた感じではなくちょっとガヤガヤしてますかね。少し前まで満席だった様子。
これが噂の“焼きたてプレミアムブレッド”♡ ブーランジェリーと謳ってるので、パンはお店の売りのひとつなんですね。
国産小麦に蜂蜜を加えたふんわり食パンらしい。楽しみ🎵
◆ランチメニュー
このほかに3,600円と3,200円のビストロランチ含め全4種。私はラシーヌコースを注文。
どうやら食パン🍞かクロワッサン🥐のいずれかを選べるようです。食パン🍞にしましたが、別テーブルの大きなクロワッサン🥐もおいしそう!!
◆焼きたて!プレミアムブレッド&ホイップバター
最初に運ばれてきたのが、焼きたてパンとホイップバター。これで3人分。
ナイフを入れると湯気が♨️!やわらかすぎて切りづらく、友人が手で割ってました😅
これは元々カット済みの方(断面キレイ)。
ほんのり甘くてふわふわで、綿菓子のように口の中に入っては消えていく!とってもとっても危険⚠️ あっという間に3分の2なくなってた!(笑)。
ホイップバターはちょうどよい塩味。こちらも危険!これから食事なのに〜💦
◆キャベツとアサリのトマト仕立てスープ
塩味は決して強くなく、体に良さそう。温かくて優しいお味でおいしい。
◆季節のリースサラダ
立派なサラダ🥗。パンとスープと・・家ならもう「ごちそうさま」。
リーフレタス、トレビス(レッドレタス)、貝割れ大根、薄切りの赤色大根、ミニトマト、焼き目をつけた茄子、キャロットラペ。リース型の盛り付けがかわいい。
◆新玉ねぎと大葉のドレッシング
アボカドみたいな色だけどアボカドじゃない。
これまた優しいお味。余計な香辛料は入ってない、“野菜旨みソース”。玉ねぎ特有の辛味はなく、たっぷりかけても生野菜の風味を損なわずおいしくいただけました。
大葉の香りと味はわからずじまい😥
◆粗挽きビストロハンバーグ 特製デミグラスソース
直径30cmほどの大皿に載った球形のハンバーグ!
マッシュポテトが敷いてあります。白いお皿と赤いデミグラスソースのコントラストが美しい✨
ナイフを入れると中からふわ〜っと湯気が上がり、ほんのりピンク色のお肉が!これまた美しい。
とても軟らかくて上品なハンバーグでした。ボキャブラリーが足りずすみません。おいしかった〜。
◆焼きたてパン
更にパンが一切れサーブ。酸味があるからカンパーニュでしょうか。
先にいただいたプレミアムブレッドとは形状も硬さも味も全く異なり、この店はパンだけでも十分楽しめます。クロワッサンもやっぱり食べたい。
⭐️おまけ《季節のリースサラダランチ🥗》
私のサラダと似てますが、こちらは友人の『季節のリースサラダランチ』のサラダ。2回りほど大きく具材も多めです。
グリーンアスパラガスで縁取られてました。釜揚げ桜海老とポテトがたっぷり(だったらしい)、粒々は・・キヌアですかねぇ。
私はサラダじゃ満たされないと思ってハンバーグにしましたけど、サラダランチも量たっぷりで満腹だったようです。
◆コーヒー
400円でプリンが付けられるので迷いましたが、他所でティータイムにすることにして、今回はお預けです。
⭐️参考までに〜◆茜美人卵の濃厚プリン
しっかりめのプリン🍮と器が昭和チック。茜美人というブランド卵を使用。
土地勘のない池袋で友人がスマホで見つけたお店、大満足でした。
14時からアフタヌーンティーの時間で、運ばれていくスイーツに釘付けだったので、次はそちら目的で訪れたいと思います🍰
《今回いただいたお料理》
ラシーヌコースランチ 2,700円(税込)
RACINES Boulangerie & Bistro (ラシーヌ ブーランジェリー&ビストロ)
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-14-2 B1F
03-5944-9622
朝ドラの主人公“牧野富太郎”の世界〜『牧野記念庭園』
現在放送中のNHK朝ドラ『らんまん』、みなさんご覧になっていますか。私は朝が待ち遠しい視聴者の一人です。
神木隆之介さん演じる主人公のモデルとなったのは、植物分類学の権威“牧野富太郎”博士。1862年、幕末の生まれです。
富太郎は、高知県の有数の造り酒屋の後継ぎとして大切に育てられました。
自然豊かな村で育ち、幼少の頃から植物に尋常ならぬ関心を示します。小学校を2年で中退、独学で学び、上京して東大理学部で研究を重ね、採集のため全国各地を回り、95歳までの生涯を植物に捧げました。
東京練馬の『牧野記念庭園』に出かけてきました。
大泉学園駅南口から徒歩約5分ほどで到着。
【庭園入口】
想像以上に混んでました。人生のお兄様方やお姉様方多し。平日ですしね。タイムリーですしね。
ここは、牧野富太郎が晩年まで30年余り過ごした家と庭の跡地で、富太郎が名付けた植物や全国から採集してきた植物が、今も大切に育てられています。
正門のカンザクラ🌸に実が生ってました。
【庭園内】
庭園に入るとすぐ、空高く伸びたダイオウマツと富太郎がお出迎え。
こんなに大きな松ぼっくりを付けるそうです。
スエコザサは、縁が丸まり産毛が生えたような葉で、アズマザサの変種。
富太郎が発見し、最愛の妻“壽衛(スエ)”さんの名前をとって命名しました。
【庭の草花や木】
ちょうどお花が少なくて緑の多い季節でした🪴
メモしてなくて、すべて名前がわかりませんが、可憐で上品なお花たち。詳しい方、教えてください。
【書斎『繇條書屋(ようじょうしょおく)』】
「繇條(ようじょう)』=草木が生い茂ること 初耳・・勉強になります。
今年4月3日公開の牧野富太郎の再現書斎。
鴨居に掛けられた『繇條書屋(ようじょうしょおく)』の額。何度引越しても、手放さず持っていたのだそう。
朝ドラ開始に合わせて公開した再現書斎には、富太郎の蔵書の表紙を高精細カメラで撮影したり手描きして再現したものや、複製した文具などが置かれています。
富太郎は借金してまで書籍を買い漁り、たくさんの知識を得ました。4万5千冊もの重みで床が抜けるほどだったとか。
標本の横にあるこれ↑は『胴乱』。採集した植物をそのまま大切に持ち帰るための、肩から掛ける容器です。
90歳になるまで山に登って採集していたそう・・信じられない😵
【記念館 常設展示室】
富太郎が初上京の時に購入した顕微鏡や、採集に持ち歩いていた道具が展示されていました。
剪定バサミは、なんとツヴァイリング・ヘンケルス社のもの!
調べたところ、日本で広く知られるようになったのは1970年大阪万博。富太郎はその遙か前から愛用していたということ?
富太郎の著書に「実に優れた切れ味」「使い具合もすこぶる良い」「普通の剪定バサミはツルツル滑ったりして扱いにくい」とありました。妥協しない、ケチらない、どこまでも「あっぱれ」な富太郎です!
剪定バサミの復刻版を、5,000本限定生産で予約受付していました😮
箱が素敵でジャケ買いしそう(笑)。
【記念館 企画展示室】
4月22日〜10月9日まで『牧野富太郎 草木とともに』開催中。
富太郎が描いた画や標本などが展示されています。撮影不可でした。
とても興味深く、富太郎の賢さ、非凡さ、マニアックさを思い知らされる所でした。来週からの朝ドラがますます楽しみです😊
⭐︎ランチとお茶の記事は次回に〜((🙋♀️
牧野記念庭園
〒178-0063 東京都練馬区東大泉6-34-4
03-6904-6403
入場無料 いくらか徴収してボランティア活動や維持費に充てればよいのに…と思います
〒178-0063 東京都練馬区東大泉6-34-4
東京三大豆大福『瑞穂』の豆大福を十数年ぶりに食べました
娘に「豆大福のおいしいお店ってどこ?」と聞かれたので何店か伝えたら、想像以上の力説だったらしくて笑われました🤣
ここが一番て決められないんだもの。それぞれの好みもあるしね。おいしいと評判でも私はあまり・・だったりとか💧
“東京三大豆大福”って、いつ誰が決めたのでしょうね。新御三家みたいに人気あったのかしら(若い人には通じないか?)。
原宿の『瑞穂』、護国寺の『群林堂』、高輪の『松島屋』(順不同)が一般的に“東京三大豆大福”と呼ばれています。私は虎ノ門の『岡埜栄泉』も好きですよ♡
有名な『瑞穂』を今更取り上げることもないのですが。
昔食べた時あまりピンとこなくて、リピーターにはなれませんでした。何が刺さらなかったんだろう、今食べたら違うのかな、と最近また食べてみたくなり・・
そんなわけで、何年ぶりかで立ち寄ってみたというわけです。
『瑞穂』は創業1981年。『岡埜栄泉』で修行されたご主人がご実家近くに開業したのだそうで、比較的若いお店です。
営業時間は正午まで。半年前、11時58分に来た時にはもうシャッターが下りてました😢
今回はリベンジで10時40分に到着。20人ほどの行列ができていて、この後更に伸びてました。
通りかかる外国人の方が、珍しいものを見るように(何の店なんだ?)と覗き込んできます。
20分ほどで店頭まで来ました。待っている間、小豆を炊くいい香りが漂っていて幸せでした〜♡ 翌日のあんこになるんですねぇ。
豆大福の陰に隠れた逸品“最中”を一緒に注文したら、「最中はもう作ってないんですよ。5年前にやめたんです。」とのこと💧
お店に来たのはずっとずーっと前なので、全然知りませんでした。大変大変失礼いたしました🙇♀️ お赤飯はまだやってるのかな。豆大福専門かな。聞いてくればよかった。
【瑞穂の豆大福】
豆大福4個だけ購入してきました。
直径6.5cm、高さ3cm。結構大ぶり、ずっしり重い。
当日夜、まだ硬くなっていません。私にはむしろ良い感じの硬さ、軟らかさ。
十数年の時を経て、改めていただきます!
お餅はとてもキメ細かくて舌触りよしです。宮城県産もち米を使用。和菓子屋でよく聞く宮城県産もち米、私にもなんとなく良さがわかる気がします。
赤えんどう豆じゃなくてお餅の方に塩気を結構感じます。
あんは甘さ控えめ、美しい色でとても滑らかなこしあん。“三大”で唯一のこしあんです。
塩気ある餅とあんの混ざり合ったおいしさが、口の中いっぱいに広がります。バランスが計算されているんですねぇ。
ずっしりの豆大福、ペロッといただけました。私の舌が成長したのか、昔はこの繊細な味がわからなかったんでしょうね。
改めて食べてみてよかったです。自分でも驚きの感動のおいしさでした✨これからはリピートしたいと思います。
おまけ(東京三大豆大福)
群林堂 1916年創業。まだ寒い時期、こちらも久しぶりに訪れました。
平日10時過ぎ、3〜4人待ちですんなり購入。
奥から続々出てくる豆大福。
豆がゴロゴロ。ゴツゴツしてるような素朴な外見。
お餅は軟らかく、つぶあんはとても瑞々しくて溢れるほどたっぷり。甘さは控えめ。
松島屋 1918年創業。(昨秋の画像の使い回し🙇♀️)
午前11時、すでにほぼ売り切れ。予約が賢明。
こちらもつぶあん。『群林堂』よりしっかりめに炊き上げています。こう見えて甘すぎず、ぎっしり詰まったあんこがたまらんのです!個人的には松島屋さん好きです😊(おまけ終)
《今回いただいた和菓子》
豆大福 270円(税込)
瑞 穂
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-8-7
03-3400-5483
営業時間:火〜土 9:00〜12:00
3ヶ月ぶりです🙇♀️
前記事の投稿が1月28日。
3ヶ月も書いてなかったなんて、自分のことながらびっくり!
2月から職場であれこれあり続きで、なんだか荒んでしまって(笑)、ブログを書く心の余裕が全然なくなっちゃって。
現実逃避のため、最近は夜な夜な刺繍などしておりました〜🪡
ここは自分の記録として始めたんですが、好んで読ませていただいてるブログや、読んでくださるブロガーさんも少数いらして、ご縁に感謝しています。
というわけで、こんなご挨拶をしています😊
現状は特に変わってないけれど、5月に入ってから(少しずつ時間を見つけて書いていこうかな)と思えるようになってきました。
ご縁あるみなさま、またよろしくお願いします🙇♀️
それから、どうでもいいことをひとつ😅
これまで私、日記がわりということで淡々と「だ・である調」で書いていたんですが、再開を機に「です・ます調」、時折「〜だよね調」に変えますね(笑)。
理由は単純に“ちょっと書きづらかった”ので。
では、みなさま良きゴールデンウィークをお過ごしくださいませ🎶
くつろぎ和カフェで抹茶スイーツ〜『神楽坂茶寮 本店』モンブラン抹茶パフェ
本題の前に・・・
私にとって神楽坂は、甘味処 紀の善の街だった。
1860年頃寿司屋として創業、1948年に甘味処となってからは昭和・平成・令和と行列のできる人気店だったが、昨年9月末日をもって急遽閉店してしまった。
昨年何度も神楽坂へ出かけたのに、敢えて立ち寄らなかったことが悔やまれる。あんみつも抹茶ババロアももう食べられない。無機質なシャッターが悲しい・・😢
長い間お疲れ様でした。ごちそうさまでした🙇♀️
ここから本題👇
この日のティータイムは『神楽坂茶寮 本店』へ。
2003年創業、これまで都内各地や千葉・福岡などに店舗を増やしてきた。甘味だけでなく、体に優しいお食事(御膳)や一部お酒もいただける。
テラス付き古民家風の店構えがとても雰囲気よく、私も何度かお邪魔したが、昨年3月に移転した。旧店舗がお気に入りだったので、正直ちょっと残念だった。
こちらが新店舗。想像以上に素敵でビックリ!ここなら許す〜🙆♀️(誰?)
旧店舗は行列でだいぶ待ったので、すんなり入れてこれまたビックリ。
2階へ案内され木の階段を上がると、自然光がやわらかく差し込むくつろぎスペース。1階も2階も意外と広い。
このモンブランにも惹かれるけど、抹茶系お菓子があまり好きじゃないので(茶寮に来ておきながら😅)、栗🌰モンブランのパフェを注文。
パフェはお茶とセットで、静岡・京都・鹿児島の煎茶・玄米茶・ほうじ茶・和紅茶、京都の抹茶・玉露から選ぶ。私はお抹茶にした(お抹茶自体は好き)。
【モンブラン抹茶パフェ+お抹茶セット】
和モンブランという感じ。「抹茶アイスクリームが1つ入っている」ようでよかった。アイスクリームがないと食べづらそう。
お抹茶(京都産宇治抹茶「五十鈴」)。鮮やかな緑色で、苦味や渋味がほとんどなく飲みやすい。でも、熱いお茶の方がよかったかも😅
さあ、いただきます🙏 どこから攻める??
艶々の栗の渋皮煮、もちもち白玉、大粒の黒豆、ラム酒が利いたモンブランクリーム、さくさくパイ、ビターなスティックチョコ。
和洋の食材がモンブランクリームで一体化する。
削りチョコ、刻んだブラウニー、中央に抹茶アイスクリームが隠れている。
アイスは苦味があって冷たくて、口内の水分を持っていかれそうになる頃にめちゃくちゃありがたかった!
サクサクのパフがまたよい。下にも欲しいけど、サクサク感がなくなっちゃうのか。
その下は甘くない生クリーム、やや酸味あるラズベリーソース。口内リセットタイムか(笑)。
その下、再びのモンブランクリーム。刻んだ栗の甘露煮が混ざっている。栗はやっぱりおいしい😊
その下、歯応えあるからナタデココかと思ったけど違うみたい。寒天じゃないしゼラチンでもないから、弾力あるアガー?プルプル食感がいい。
そして抹茶ゼリー、底はモンブランクリーム?最後掻き込んじゃって😅
ポリ(チョコ)、もち(白玉)、サク(パイ)、ねっとり(アイス)、別のサク(パフ)、プル(アガー)と、食感がいろいろなのがまた楽しい。
できれば中盤でもう1つアイスクリーム(冷たいもの)が欲しかったかな。
【チョコレート抹茶パフェ+玉露セット】
友人2人が注文。
香ばしい色のチュイールがおいしそう。上には抹茶アイスとキャラメリゼされたバナナ。下には玄米茶アイス。いやいやオシャレですなぁ🤔
最高級茶:玉露(京都産「翠緑」)70℃のお湯と砂時計と共に運ばれてきた。
低温でじっくり旨味を抽出する。
(今回いただいた甘味〉
モンブラン抹茶パフェ+お抹茶セット 2,090円
(チョコレート抹茶パフェ+玉露セット 1,760円)(すべて税込)
※お抹茶・玉露セットはお茶セットの110円増し
神楽坂茶寮 本店
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3-1
03-3266-0880 ※予約は不可