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日々の労い&明日への活力に!街グルメと和菓子とお出かけの記録

神楽坂料亭の安くておいしいランチ〜『別亭 鳥茶屋』親子丼

東京神楽坂にある、関西料理うどんすきの店『神楽坂 別亭 鳥茶屋』へランチに出かけた。

JR・東京メトロ飯田橋駅からほど近いが、メインストリートから少し奥へ入った“芸者小道”と呼ばれる坂の途中にある。

この辺りは、稽古場から時折三味線の音色が聴こえるそうで、花街の雰囲気漂う情緒ある通りだ。

 

 

1963年創業『鳥茶屋 本店』は、2020年10月末日に惜しまれつつ閉店1999年創業別亭』のみ継続して営業している。立派な店構え。

開店11時30分の少し前になると、坂の上から下から続々人が集まってきた。

 

店先の『お昼の献立』

前日は100%うどんすきのお腹だったけど、きょうは親子丼かな・・。どうする??

 

靴箱の上に飾られていた全国の焼き物

 

「お2階へどうぞ」と案内があり、靴を脱いで階段を上がると、広い座敷に4人掛けテーブルが8台。一番乗りだったから無人で余計に広く見えた。

以前の座卓からテーブル椅子に変わったらしい🙆‍♀️イイネ

1階は見てないが、慶弔や接待等に利用できる個室もあって、100名もの収容が可能とのこと。芸者さんも呼べるのねぇ。

 

 

注文は、迷った挙句親子丼に決めた。

本店営業時、親子丼は別亭限定のランチメニューで、別亭創業当初から大人気だそうだ。

周りのテーブルも、うどんすきより丼を注文している人の方が多い。

 

 

【(上)親子丼】

お味噌汁、香の物、自家製デザート付き。料亭で1,080円は良心的。

 

食べ応えありそう。🥚中サイズ3個分くらいかな。色が美しい✨

 

固まりすぎず、流れ出ず」の抜群の火加減。ありきたりな表現だけど「ふわっとろ!」。

玉子の丼は簡単そうで難しく、火を止めるタイミングは職人技だ。

鶏肉は山梨県の富士高原どり、卵は岩手県の奥久慈卵を使用。いずれも高品質。

 

玉子は、ふわっとろのまま口の中へ。時間が経っても固まることはない。

小さく切った鶏肉がたくさん入っていて、どこをすくっても必ず鶏肉に当たるほど。肉もとてもやわらかい!どんな下ごしらえをしているんだろう。

ご飯は、お出汁が浸みてべちゃべちゃになることもなく、一粒一粒が立ったちょうどよい硬さ。刻み海苔が敷かれている。

うどんすきのお店なので薄味かと思ったら、結構しっかりめの味付け。個人的には少し濃く感じたけど「おいしい」が勝つ😋

 

山椒入り七味、黒胡麻&一味、青のり多め?な七味・・
(正解わからず💦)

 

薬味をそれぞれ少しずつかけて食べてみた。どれもおいしいけど、山椒が一番合うかな。

後で記事を読んだら、板長さんも山椒をお勧めされていた。

 

自家製日替わりデザート:豆乳杏仁豆腐。

かなりしっかり固められていて、杏仁豆腐というより“牛乳かん”に近い。豆乳らしいが、私にはなぜかアーモンドミルクの味がした😅(えっ?)

 

 

【鳥すき丼】

友人が注文。

親子丼の鶏とは別種の南部どりを使用しているらしい。肉を変えるのもこだわり。

骨付きもも肉や手羽先など、いろんな部位が入っている。

とても丁寧に下処理してあるらしく、嘘みたいにスッスッと骨が抜けていた。具沢山。

 

 

【ランチの鶏唐揚げ】

鳥屋さんの唐揚げを食べてみたくて注文。3個入り。

南部どりのもも肉を使用。衣はカリカリ、肉はジューシーで弾力があっておいしい。

「若者はもう少し味が濃い方がいいかも」と友人が言っていたが、中高年にはちょうどよかった(笑)。

 

 

 

2007年ドラマ『拝啓、父上様』のロケ地に使われ、関連グッズが入口に飾られていた。

劇中で使われたりんご(作りもの😅)に倉本聰氏のサインが🖋

 

🍎が転がってきた階段(別亭前)

 

 

〈今回いただいたお料理〉

 親子丼 1,080円 (鳥すき丼 1,280円)

 ランチの鶏唐揚げ(3個入) 580円  ※夜価格と異なる(すべて税込)

 

 

神楽坂 別亭 鳥茶屋

〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3-6

03-3260-6661

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