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日々の労い&明日への活力に!街グルメと和菓子とお出かけの記録

伝統×発想力で創る新和菓子〜『茶菓工房たろう』

先日金沢へ行く前、訪ねたい和菓子店を2〜3軒ピックアップしていた。

 

時間がなくて断念したのが『茶菓(さか)工房たろう』。

市内3箇所と駅ビルに店舗があり、鬼川店には甘味処が併設されていて、席から『武家屋敷跡野村家』のお庭を眺められるらしい。

画像を見ると、店界隈は風情があってとても素敵で!

ここでゆったりと甘味をいただきたかったな。

 

『たろう』のお菓子の魅力のひとつは、形が美しいこと。

羊羹、もなか、きんつば琥珀糖など、実に見事な四角形!⬜︎⬜︎⬜︎

まぁどこのもたいてい四角だけどね。『たろう』のはほれぼれとする完成度なの。

 

これを作ってる人って数学者?設計士?建築士?それとも四角フェチか?

整然としたものやデザインが好きな私はめちゃくちゃ気持ちがいい!

 


自ら図面を引くなんて、やっぱり理系の方なのかな。

 

琥珀もりの音(おと)】

ブルーベリー、プレーン、抹茶、黒糖
撮影前に食べてしまって減ってます


一辺1.5センチ弱の立方体の涼やかな琥珀糖。

ぴったり収まる箱に並んで、落ち着いた色味も美しい。

13粒入り。両端に色付きのものがくるよう奇数入りなのだろうな。その方がキレイだもの。

周りはカリッで中は滑らか、素朴プラス上品な甘味。

 

【たろうのようかん】

3.7センチ×8.5センチ

 

チョコレートやピーナッツバターなど洋の素材を用いた小型羊羹。一番人気のカカオチョコ味。

艶っつや!小豆とは異なる色の輝き✨

切った“触”感は羊羹、“食”感は羊羹と生チョコの中間、お味はチョコレート寄り。これはおいしい!相当渋抜きしたこしあんを使用しているのでは?

ムチムチして、あんことチョコが主原料で寒天少なめなのがわかる。濃厚。

お茶もよいけどウイスキーと一緒にいただきたいな♪

 

羊羹を「あんこの塊」と敬遠する人がいるけど、あんこはちょっと苦手という人にもお勧めしてみたい。

小型なのはきっと「まずは食べてみて」ということだから。

 

和菓子文化が根付く金沢は舌も目も肥えた人が多い。

伝統や製法はそのままに、時代のニーズに合った、お客様が感動する和菓子づくりを探究し続けている、という店主さん。

新しい風をどんどん送り込んで、和菓子界の未来のために貢献してほしい。

今更だけど、いろいろ買ってくればよかったと後悔してる。たろうー!

 

 

〈今回いただいた和菓子〉金沢駅で購入

 もりの音 スティック(13粒)   378円(税込)

 たろうのようかん(カカオチョコ) 302円(税込)

 

 

茶菓工房たろう

たろう本 店:〒921-8025 石川県金沢市増泉4-3-7

       076-213-7233

たろう弥生店:〒921-8036 石川県金沢市弥生2-9-15

       076-218-7841

たろう鬼川店:〒920-0865 石川県金沢市長町1-3-32

       076-223-2838

たろう百番街店:〒920-0858 石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢駅あんと内

        076-263-1088

定休日・営業時間・取扱商品は店舗により異なるので、詳細はHPで確認を

https://www.sakakobo-taro.com/