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日々の労い&明日への活力に!街グルメと和菓子とお出かけの記録

ぽんぽこたぬきの人形焼〜『人形焼 山田家』

形焼ってどれくらい認知度があるのだろう。人形町や浅草が発祥と言われ、東京みやげとなっている。ってことは東京限定ものなのか。

 

私のあんこ人生は、母親のあんこ好きから始まっている。母は人形焼もよく食べていた。子供の頃の私は、七福神を象(かたど)ってデフォルメした顔が怖くて💧

人形焼やどら焼きのような皮のついた和菓子が得意じゃないということもあって、大人になってもあまり食べずにきた。

 

6年ほど前、「錦糸町においしい人形焼がある」と教えてもらったのが今回のお店。人形焼にアンテナを張っておらず、それまで全く知らなかった。

東京スカイツリーまでは徒歩圏内、錦糸町駅前の『人形焼山田家本店

 

 

1951年に鶏卵の卸問屋として創業。戦後人気だった甘い人形焼を、甘党の先代自ら作り出したのが始まり。

卵屋さんなので生地は上質、安価でおいしいもの好きの下町で評判となったのだそう。

おもしろい歴史!先代の先見の明もすごい。

 

右から太鼓三笠山紅葉(あんなし)の4種。1個から購入できる。

 

たぬきが並ぶとかわいさ倍増♡

 

山田家の主役はこの“たぬき”。「かわいいから」ってだけじゃない。

本所七不思議』という言い伝えの、錦糸町が舞台のたぬきの話をモチーフとしているから。  ※本所=東京都墨田区

人形町人形浄瑠璃七福神浅草雷門や五重塔錦糸町たぬきや太鼓。それぞれ地元らしさを形にしているのが、庶民的だし江戸の粋にも感じる。いいね下町👍

 

【人形焼 狸】

目玉くっきり、おヘソあり。情が移る前に食べるのがオススメ。

 

 

元鶏卵卸問屋ならでは、新鮮で栄養価の高い高級卵“奥久慈卵”を使用。良質な蜂蜜と合わせて生地にする。山田家ブランドと言っていいと思う。

あんは北海道小豆と極上ザラメを使用したこしあん(HPより)で、口の中で溶けていく滑らかさ。

水分を含みしっとりと黄味を帯びた生地と、上品なこしあんの一体感。「これこれ!」という感じ。皮がパサつくと、この一体感がなくなる(個人的感想)。

季節や湿度をみて調整しているんだろうな、などと偉そうなことを思う😅。

初めて訪ねた時から山田家贔屓で、時折愛らしいたぬきを求めて出かけている。

 

賞味期限は購入日(製造日)含めて4日。蓋を開けてたぬきが並んでいたら嬉しい♪

 

 

〈今回いただいた和菓子〉

 人形焼 狸(あん入り)      150円

 人形焼 紅葉(あんなし)    50円

 ほか太鼓(あん入り)  130円三笠(あん入り)  110円(すべて税込)

 

 

人形焼 山田家

本   店:〒130-0022 東京都墨田区江東橋3-8-11

      03-3634-5599

      https://www.yamada8.com

テルミナ店:〒130-0022 東京都墨田区江東橋3-14-5 錦糸町駅ビルテルミナ1B1F

      03-3633-0843

東京スカイツリー売店:〒131-0045 東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン内 東京ソラマチ5F

      03-6796-6341