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日々の労い&明日への活力に!街グルメと和菓子とお出かけの記録

お餅が主役の仙台甘味〜『延命餅本舗』延命餅と田楽餅

 

娘が仙台の友人に会いに行くと言うので、勝手に便乗して出かけてきた。仙台駅からは別行動、ほぼ無計画の日帰り一人旅。

 

10時過ぎ、午前中購入必須の創業1930年『延命餅(えんめいもち)本舗』へ。

JR仙台駅から徒歩10分ほど。この辺りはお寺が多く、幹線道路沿いだが昔ながらの静かな景色が残っている。“延命餅”は、隣りにある阿弥陀寺延命地蔵さんから名前をいただいたのだそう。

 

 

行列覚悟で向かったが店先はとても静か。

木枠のガラス引き戸と注文受け小窓が素敵な店構え。小窓を開けてみたくて敢えてそこから声がけすると、奥の作業場から店主さんらしき男性が出てこられた。

 

田楽餅(あん)

田楽餅(左:ごま、右:しょうゆ(みたらし))

店名になっている延命餅

茶饅頭

ショーケースにあるのはこれだけ、あとはお赤飯の折り見本。

 

早朝から餅を搗き、当日売り切る数を丸め完売したら店を閉める。午後には買えないこともあるそう。商品が並んでくれていてありがたい。

夜まで持ち歩くため1個ずつだけ注文すると、「どうぞ中に入ってお待ちください。」と言ってくださり店内へ。暖か〜い!ストーブの匂いが懐かしい。もう雪の季節だなぁ。

撮影許可をいただくタイミングを逸し、店内画像なし。

ショーケースのものではなく、奥でパックに詰めてくれる。どうやら田楽餅は注文を受けてからタレをからめてくれている様子。しょうゆ餅は炙ってくれていたのかも。

もっと買いたかったなぁ、残念。

 

☆*この後 松島海岸へ。電車で行くのは初めて*☆

松島散策の帰り、田楽餅はタレが漏れ、延命餅は亀裂からあんが染み出していた。バッグ振りすぎた?ショック・・延命餅に亀裂だなんて縁起悪い💧

松島海岸駅始発の電車は発車まで時間があり、私の車両は離れた席のおじいさんと二人きり。

お餅が割れてしまう前に!硬くなる前に!少しでも早めに!今だ、今食べよう♪

 

 

【延命餅】

延命餅は、こしあんの白大福

 

裏側:泣いてる顔みたい😩

 

もち米は宮城県産みやこがね。

真っ白でキメ細かくて軟らかいとても丁寧に搗いた餅なのがわかる。薄化粧程度の餅粉が美しさを際立てている。本当に赤ちゃんのほっぺ👶みたい。

 

もち米の香りがする。ビヨーンと伸びるわけではない、ちょうどよい弾力。餅好きにはたまらん!

あんは塩気のある滑らかなこしあんで、餅本来の甘味と相まってよい塩梅になる。電車で唸りながら食べてる自分に笑った🤣

午前中に売り切れるのが納得のおいしさ!今回の仙台甘味の優勝でした🥇

 

 

【田楽餅(あん・しょうゆ・ごま)】

サイトより画像引用

こうしてパックに入っていたのだけれど、帰宅した時にはタレまみれで見る影もなく・・

3種1本ずつは同パックで仕切り紙を挟むだけなので、「タレ混ざりタレ漏れはあるある!」らしい(笑)。

時間をかけて持ち帰るものじゃなくて、すぐ食べるものってことなのだ。

 

これでも何とか見られる形にした田楽餅💦

団子じゃなくて餅☝️ 搗きたて餅だからこんなふうに平べったくなる。

赤福餅くらいの大きさの餅が一串に2つ。

延命餅のあんと違って塩気は強くないスッキリ甘いこしあん。コクがあるけど甘すぎず、餅にしっかりからむみたらしダレとごまダレ。パックの縁に付いたタレは、もったいなくてスプーンですくい取ってしっかりいただいた😋

みたらし串を少しだけレンジでチンしたら、出来たてのようで最高だった。

 

延命餅も田楽餅もお餅が主役。最高のお餅に負けない、これまた最高のあんとタレ。最強の餅菓子になるはずだわ。次はきっとお赤飯も!

 

 

〈今回いただいた甘味〉

 延命餅 135円(税込)

 田楽餅(あん・しょうゆ・ごま)    各135円(税込)

  ※今年10月〜 125円より値上げ

 

 

延命餅本舗

〒984-0051 宮城県仙台市若林区新寺3-5-5

022-256-0551

不定休、8:00〜完売次第終了