ガッカリすることもある
仕事がちょっと忙しかったので、休日は気分転換に出かけることにした。
前から気になっていた和菓子屋がある。普段なかなか行かない方面だから、思い立った時がチャンス。
朝からいそいそと身支度を整えて、いざ出発。仕事へ出かける時間と全然変わらない(笑)。けど、大切なのはいそいそ感♬
《豆知識》“いそいそと”は“嬉嬉と”って書く
或る駅に降り立ち、目的の和菓子屋へ向かって歩く。
食のガイドブックや雑誌の和菓子特集にも登場し、高評価を得ている店である。私のあんこ雑誌にも載っていて下調べ済みだ。
迷うことなく到着。
「こんにちはー」と声をかけたが、雑誌で笑顔を見せていた店主は口数少なく笑顔もなかった。店番の奥さんが飛んできたので注文した。
商品は全体的に小ぶりだが、価格設定は結構高め。都心のビル谷間の和菓子屋でもこの価格は稀じゃないかな。先日の下町良心価格を思い出す。
許可を得てショーケースや店の外観を撮影させてもらう。
初めて伺った店のショーケースに、私はたいてい感激の声を上げてしまうのだが、そういえばここではそれがなかった。ただ私の琴線に触れなかっただけかもしれないけど。
早々に店を後にした。
まぁね、無口な職人さんはたくさんいるし、なんなら無愛想な人だっているものね。職人気質と思えばなんとなくカッコいい。おいしければすべて良し!なのだ。
帰宅後、なぜかすぐに包みを開ける気分になれず、帰り道に立ち寄った店で購入したあれこれを口に入れる。和菓子は夜のお楽しみに回そう🍵
まず、つぶあんの朝生菓子を一口食べる。
「・・・」「え?んー?」「・・・」
別のものも食べてみたが、感想(?)は同じ。
違和感は“あん”なのか“餅”なのか・・どちらかといえば餅かなぁ。かと言って「あんは美味なんだけど」でもない。どちらも風味がまるでない。
各マスメディアで紹介の店も、結局は「自分の舌で確かめてみなさい」ということか。
好みじゃない和菓子でも、おいしいと言われる所以はわかるから納得できるんだけど。これは好み云々なのか、私にはわからなかった。
ここだけの話🤫、みたらしだんごが口に合わず、でもだんごは手の加えようがないから、タレを自分で作って浸け直して食べたのだった😅。
記者やグルメレポーター、グルメブログを書かれている方にとっては、よくある話なのだろうか。