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日々の労い&明日への活力に!街グルメと和菓子とお出かけの記録

甘さ3種類のあんこ入りシュークリーム〜『あんこの勝ち』ANしゅーくりーむ

半年ほど前、銀座に新しくできたスイーツ店をテレビで紹介していた。昨冬大阪にオープンし、今春東京銀座に進出した、あんこと洋のコラボスイーツ店『あんこの勝ち』。

「どんなスイーツにもあんこは合う、あんこが主役になる」というコンセプトから、『あんこの勝ち』と名付けられたらしい。

食べたい欲はあまりなかったのだが、先日外出先にたまたま期間限定で出店されていたので立ち寄ってみた。

 

“ANもんぶらん” (サイトより画像引用)

 

食べたい欲はなかったはずなのに、見たら素通りできなくなった(笑)。

“ANもんぶらん”にものすごーく惹かれたけど、甘さ3種類のあんを試したくなった。あんこの種類と甘さを選べる商品は、“ANしゅーくりーむ”と“ANぷりん”だけシュークリーム3種買ってみよう!

 

【ANしゅーくりーむ】

あんの種類と糖度が記されている。糖度の低いものから『皮むきあん45度』『こしあん52度』『粒あん60度』。

 

珍しい皮むきあんメインで撮ってみたけど、箱の配置と同じにすればよかった(失敗)。

後列左:こしあん、右:粒あんあんこの色が全然違う

 

こしあんじゃなくて“皮むきあん”。あまり聞き慣れないあんこかもしれない。

こしあんは、小豆を煮てから漉して皮を取り除く。作ったことのある方ならわかると思うけど、手間と時間がかかる大変な作業なの。

皮むきあんは、先に皮を剥いてから煮る皮を剥き過ぎると身が削れてしまう。また、皮を全部剥いてしまうと色がなくなってしまうので、ある程度残して煮る。そうすると、こしあんより更に淡い色で渋みのないあんが出来上がる。

こしあん以上に大変!職人さんの熟練技だと思う。

食べられる部分が少なくなるし手間もかなりかかるため、お値段の違いもうなずける。商品化は大変だっただろうなぁ・・なんて「アンタ誰?」的なことを思ってしまった😅

 

皮むきあん45度

 

あんの色はかなり薄め。

まずは生クリーム・カスタードクリームと一緒にひと口。「あんこの勝ち」と言ってもクリームに負けないか?と思ったら、あんの甘さをちゃんと感じた。

あんだけ食べてみると、水分やや多めでさらりとしている。両クリームとも甘さはあまり感じないくらい控えてあって、あんを引き立たせている。皮は硬めのしっかり型。

 

こしあん52度

 

きれいな色のこしあん。皮むきあんと比べると色が出ている。

先ほどより糖度アップは感じるけど甘さ控えめ。あんの存在はしっかりあるのに、クリームと合わせても口の中でもったりすることはない。

 

粒あん60度

 

最後は粒あん。順番に見てくると、あんの色が明らかに違って濃い。

皮むきあん・こしあんはさらりとしていたが、これはねっとりしていて甘味がガツンとくる。あんこの主張は一番あるけど、シュークリームとしては好みが分かれるかな。

 

最初に一口ずつ食べた印象で、個人的に一番気に入ったのは“こしあん”。全体的なバランスがとても良い気がした。

食べ終えてからは、“皮むきあん”をもう一度食べたいと思った。飽きがこないと言ったら軽いけど、糖度の高いあんを食べてから戻っても、ちゃんとあんの風味があって味がボケるようなことはなかった。個人的にリピートしたいのは皮むきあん。

その日の気分や体調でも選ぶものが変わってきそう。

 

正直なところあまり期待していなかったが、あんはどれもおいしかったし、食べ比べて3種類の違いを楽しむのもおもしろい。 

若者や子ども達が「あんこもおいしいね!」と感じてくれたら、あんこファンとしては嬉しいこと♪

日持ちは購入日含めて3日。1日ひとつずつでも、3日かけて少しずつかじりながらでも😊

 

 

〈今回いただいたスイーツ〉

 ANしゅーくりーむ 皮むきあん    594円

 同こしあん          540円

 同粒あん           486円(税込)

 ※しゅーくりーむトリオ(3種セット)で少しお得な1,500円でした

 

 

あんこの勝ち

大丸心斎橋店

〒542-8501 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-18 B1F

EXIT MELSA(イグジットメルサ)店:

〒104-0061 東京都中央区銀座5-7-10 中村積善会ビル1F

問い合わせ 0120-25-6188

http://www.annokachi.com/